デザイン思考で行こう!

Life will find a way. Technology can't find the way by itself.

「技術が生きる道を見つける」というエントリーで次のように書きました。
ここ2ヶ月ほど、中国のスタートアップの日本での事業展開について相談に乗っています。まだ、その詳細は書けませんが、その調査を行いつつ、いろいろな可能性を考えるのが面白くて...それが形になるかは、まだわかりませんが、しばらくしたら、ここでご紹介したいと思います。
中国のスタートアップと書きましたが、PerceptInは、コンピュータエンジニアリングの博士号を持つShaoshan Liuによって、2016年3月にシリコンバレーで創業されたコンピュータビジョンのスタートアップです。自動運転車や自律走行ロボットのためのプロダクトとソリューションを提供しています。

一般的に、自動運転にはLiDARなど、非常に高価なセンシングとコンピューティングハードウェアが必要ですが、独自のセンサー融合技術を駆使したコンピュータビジョン「DragonFly」によって、車両全体のコストを大きく削減することができます。
DragonFly Car2
この「DragonFly」を搭載した小型の電動低速車両を使った新しいモビリティサービスの可能性について日本で半年ほど調査を行い、短距離移動(マイクロモビリティ)のサービスをデザインしました。 

その実現に向けて投資や協力を得るために、これから色々なイベントやプログラムに参加して行きますが、まず12月10日と11日に「ベルサール渋谷ファースト」で開催される、日本総研主催の「未来2019」というピッチイベントに登壇します。

12月10日 10:15 - 10:25 未来2019二次審査会でピッチ
12月10日 13:30 - 15:30 「未来Smart City Challenge 報告会」にて5分間のピッチ
12月10日、11日 終日 デモブース(A1)で製品とサービスの紹介

「未来Smart City Challenge」は、同じく日本総研が主催するまちづくりプログラムで、東京・豊洲と福岡・箱崎(九大跡地)での実証実験に向けた審査を通過しました。

普段、このブログなどでイノベーションやスタートアップについて偉そうなこと(?)を書いておりますが、どんな奴が...という冷やかしにでもお越しいただき、名刺交換などさせていただければと思います。もちろん、協業や投資のお話も大歓迎です。

よろしくお願いします
川手恭輔

イベントには事前の申し込み(無料)が必要です。
こちらから→未来2019 審査会概要

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トヨタ自動車と西日本鉄道は、11月1日から福岡市およびその周辺地域において、トヨタが提供するmy routeというスマホアプリを使ったマルチモダールモビリティサービスの実証実験を始めると発表しました。このmy routeは、日本における初めての本格的なMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)と言えるものではないでしょうか。

トヨタが本格的なMaaSを小さく始めたわけ→Wedge Infinityへ
 
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トヨタはソフトバンクと提携し、「MONET Technologies」 という会社を設立します。MONETは、クルマや人の移動などに関するさまざまなデータを活用することによって、需要と供給を最適化し、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能にする、未来のMaaS事業を行うとのことです。
2020年代半ばまでには、移動、物流、物販など多目的に活用できるトヨタのモビリティサービス専用次世代電気自動車(EV)「e-Palette(イーパレット)」による「Autono-MaaS」事業を展開します。(プレスリリースより)
トヨタは昨年の9月に、トヨタにおける自動運転への取り組みをまとめた『自動運転白書』を発表しています。その中に「多くの人々にとって、クルマは電車や飛行機などと同じ、移動、あるいは輸送の手段かもしれません。しかし、トヨタは、クルマはそれらとは異なった、別格の存在だと考えています」という記述があります。これは、トヨタの自動運転への取り組みの根底にある考え方のようです。

「クルマは所有するもの」だから「別格の存在」だということです。それは、ユーザーがクルマを所有しないでモビリティサービスを利用するというMaaSの概念と矛盾するものです。では、プレスリリースにあるAutonomous Vehicle(自動運転車)とMaaS(Mobility-as-a-Service)を融合させたダジャレのような「Autono-MaaS」とはどのようなものでしょうか。

ダジャレに見えるトヨタのホンネ → Wedge Infinityへ 

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トヨタ自動車とソフトバンクは、新会社「MONET」を設立し、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能にする未来のMaaS事業を開始すると発表しました(10月4日)。

年初のCES2018で、豊田社長は「私はトヨタを、クルマ会社を超え、人々の様々な移動を助ける会社、モビリティ・カンパニーへと変革することを決意しました」と宣言し、これまでユーザーが購入して所有していたハードウェア(自動車)をサービスとして利用できるよう(ハードウェア・アズ・ア・サービス)にするための、モビリティサービスプラットフォームという構想を発表しています。

今回の提携にも、マイカー時代の終焉の訪れを覚悟した豊田社長の決意が表れているようです。そのモビリティサービスとMaaSについて考えてみました。

トヨタはマイカー時代の終焉の訪れを覚悟したのか? →  Wedge Infinityへ

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ここ2ヶ月ほど、中国のスタートアップの日本での事業展開について相談に乗っています。まだ、その詳細は書けませんが、その調査を行いつつ、いろいろな可能性を考えるのが面白くて、このブログやWedgeのコラムを書く時間の余裕がまったくありませんでした。

"Life, uh... finds a way"

映画『ジュラシックパーク』の中で、ジェフ・ゴールドブラム演じる、カオス理論を提唱する数学者イアン・マルカム博士の、確か、字幕では「生命は必ず道を見つける」というセリフです。

Henry Wu: You're implying that a group composed entirely of female animals will... breed?
Dr. Ian Malcolm: No. I'm, I'm simply saying that life, uh... finds a way.

ジュラシック・パークで恐竜を再現した方法は、恐竜のDNAを取り出し、欠損した部分をカエルのDNAで補うというものでした。科学者のウーは、繁殖を防ぐために、ホルモンを調整してメスしか生まれないようにしていると説明します。それを聞いたマルコム博士は、「生命は押さえつけられなどしない」と主張します。それが正しいことは、後で森の中で孵化したタマゴの殻が見つかったことで証明されます。

Life will find a way, we'll find a way technology lives.

これは、私の今年の名刺に記した言葉です。生命は自ら生きる道を見つけることができるかもしれませんが、新しい技術は、誰かが生きる(活かす)道を見つける必要があります。

そのスタートアップからの依頼は、新しい技術を使った製品のマーケティング、想定するアプリケーション市場の調査でした。しかし、その製品は、まさに技術そのもので、それを応用した最終製品や、さらにその最終製品を使ったサービス(事業)は、これから開発されるだろうという段階でした。その技術が生きる道を、まだ誰も見出していないのです。

私たちは、何らかのニーズを満たすための手段として製品やサービスを利用しています。しかし、そのニーズは、その時点で利用可能な製品やサービスによって、無意識のうちに狭められる形で適合させられています。その市場の製品やサービスを、新しい技術によって再定義して新たな手段を提供すれば、そこに潜在しているニーズ(顧客が諦めていること)を顕在化することができると信じています。

その「新たな手段」の、シーズ起点でのコンセプトデザインです。面白くないはずがありません。それが形になるかは、まだわかりませんが、しばらくしたら、ここでご紹介したいと思います。



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