デザイン思考で行こう!

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では、テレビを再定義してみましょう。
「ソフトウェアでハードウェアのコモディティ化を防ぐ、あるいはソフトウェアによってハードウェアを再定義する」ためにAIを応用するという取り組みは、自動運転車を除けばまだまだこれからで、日本のメーカーにも、それぞれの産業分野(ドメイン)において大きなチャンスが残されています。

- 中国を見よ!AIスピーカーをやっている場合ではない理由
テレビの再定義というと、Netflixなどオンデマンドの配信サービスや、Chromecastなどの受信端末を思い浮かべるかもしれません。今後、そのような動画の視聴スタイルは広がると思いますが、それは「テレビの再定義」ではなく、リビングに置かれた大きなスクリーンの新しい使い方になると思います。

「オンデマンドでない放送コンテンツの受信機」というテレビをソフトウェアで再定義するとは、単なる機能の追加ではなく、新しい体験を創り出すことだと考えます。

- 続・AIスピーカーをやっている場合ではない理由
製品の再定義とは、その製品を使用するユーザーの基本的なニーズを再認識し、新しい技術によって可能になる新しい手段によって提供できる価値を定義することです。その価値は、「体験」と言い換えてもいいかもしれません。

AIという新しい技術のシーズ起点で、ハードウェアをソフトウェアで再定義しようとするとき、次の3つの手段を考えることができます。
  1. ユーザーインターフェース(音声やテキストでの会話)
  2. 連携するWebサービス(検索やレコメンデーション)
  3. ユーザーの作業の自動化
まず、リモコンではなく音声でテレビを操作することを思いつくでしょう。それは、アマゾンやグーグルの音声アシスタントと連携してお茶を濁すことは簡単です。
テレビがIoTの標準的なフレームワーク(openHABなど)をサポートすれば、ユーザーがAIスピーカーを使って、音声でテレビを操作できるようになります。しかし、標準的な仕様ですから、可能になる操作は電源のON/OFやボリュームのアップ・ダウン、チャンネルの切り替えといった一般的なものになると思います。いまのテレビの操作はそんな程度で構わないのかもしれませんが、それではテレビの価値向上とは言えません。

- 続・AIスピーカーをやっている場合ではない理由
ユーザーの音声は、AIスピーカーからクラウド上の音声アシスタントに送られます。アマゾンの音声アシスタントはAlexaという名前ですが、グーグルはGoogle Assistantと呼んでいます。説明のために少し単純化しますが、音声アシスタントは音声認識のAIによって音声をテキストに変換し、それを自然言語処理のAIがインテント(意図)に変換します。 
図1
(音声アシスタントの仕組みのイメージ)

インテントは、テレビを操作するクラウド上のアプリーションに送られ、そのインテントに相当する指示がテレビに送られます。このアプリケーションは、アマゾンではスキル、グーグルではアクションと呼ばれています。スマートホームの家電に利用できる、openHABスキルなども用意されているようです。インテントは、ユーザーの意図を、さまざまな機能のアプリケーションに伝えるための、アマゾンやグーグルが策定したAPIの仕様です。それは、アプリケーション毎の機能に合わせた、きめ細かい設定をすることは想定されていません。

音声という新しいユーザーインターフェースでの操作と、それによって可能になることは、それまでのリモコンによる操作よりも格段に優れていなければ意味がありません。それは、「とりあえずお茶を濁す」ということでは困難です。

例えば、ボリュームの調整は実際の音を確認しながら徐々にアップ・ダウンするでしょうし、なんとなくチャンネルをブラウズすることもあると思います。それらの操作には、音声アシスタントとの会話というユーザーインターフェースは適しません。「明日の卒業を録画しておいて」とか「ニュース番組に変えて」とか「週末のおすすめの映画は?」とか、テレビ放送について音声アシスタントと会話すると言われたら、自然に、そんなことを想像するのではないでしょうか。

音声アシスタントがやっている仕事は、_酸芝Ъ院↓⊆然言語処理、ユーザーの質問にナレッジベースを使って回答する、ぅ機璽疋僉璽謄のアプリケーションにインテントを送る、ケ答のテキストを音声に変換してAIスピーカーに返す、といったことです。

自然言語処理はテキストを分析して、その意図を推定します。それは機械学習によって精度が向上しました。しかし、例えば、ユーザーが「さっきのチャンネルに戻して」と言ったとき、その意図を推定できても、それを表現するためのAPIが用意されていなければ、インテントをアプリケーションに渡すことはできません。音声アシスタントは、「すみません、それはできません」などと応答することになります。

テレビはスピーカーもスクリーンも持っています。マイクをつけてしまえば、AIスピーカーなど必要ありません。そして、APIがボトルネックとなって「きめ細かい会話」が難しい音声アシスタントとではなく、ユーザーが直接、テレビのための音声アプリケーション(Webサービス)と会話できるようにしてみます。
図2
(音声アプリケーションのイメージ)

_酸芝Ъ韻鉢ゥ謄ストの読み上げは、外部のサービスが利用できると思います。テレビ用の音声アプリケーションでは、ぅ機璽疋僉璽謄のアプリとの連携はありません。実現のポイントは⊆然言語処理とナレッジベースになります。それらは、テレビ放送の視聴に間することに特化することによって、精度と有用性を高めることができます。ユーザーの質問や悩みに答えたり、ユーモアを話したり、明日の天気を答えたりする必要はありません。

テレビすなわち「オンデマンドでない放送コンテンツの受信機」の再定義は、ユーザーが「受け身」であるということがキー(基本的なニーズ)になると思います。受け身であることの心地よさに着目します。もちろん、見たい番組を探して見るという積極的な行動もあると思いますが、受け身の視聴スタイルをターゲットにすることによって、会話というユーザーインターフェースならではの新しい体験を創り出すことができると思います。

テレビとの「テレビ放送の視聴に間する」会話について、あらゆる可能性を考え、自然言語処理をチューニングします。しかしインテント(ユーザーの意図)の種類はそれほど多くはないでしょう。番組に関する質問、視聴や録画の予約、放送予定の番組や録画した番組の検索などのインテントの分類と、その分類ごとに必要な付帯情報(エンティティ)の定義を行います。

番組の内容について、ジャンル、出演者、ロケ地などを電子番組表(EPG)から抽出しておくことによって、「明日の卒業を録画して」とか「ニュース番組に変えて」とか「週末のおすすめの映画は?」といったユーザーのリクエストや質問に正しく応えることができるでしょう。何かを勘違いして「おめでとうございます、明日が良い思い出となるといいですね」とか「撮影の出張サービスを検索しました」などと、トンチンカンな答えをすることはないはずです。

また音声アプリケーションを、LINEやFacebook Messengerなどのメッセージング・アプリのチャットボットにもインテグレートすれば、ユーザーは外出先でも、テレビ(アプリケーション)とテキストで会話することもできます。チャットで「いまやってるテニス中継を録っておいて」、そして帰宅してからテレビに「さっきのテニスを再生して」という感じです。

アマゾンやグーグルの音声アシスタントに頼った実装では、アプリケーションにユーザーとの会話の情報が蓄積することはありません。しかし、テレビのための音声アプリケーションは、ユーザーとの会話を学習したり、視聴履歴を分析することによってユーザーについての理解を深めることができます。番組をレコメンドしたり、気を利かせて自動的に録画しておくこともできると思います。

音楽ストリーミングサービスのSpotifyは、これまで「同じ曲をなんども聴いている人たちは、音楽の嗜好が似通っているはずだ」という考え方(協調フィルタリング)によって、ジャンルやアーティストなどの付帯情報に基づいて、ユーザーに曲のレコメンドをしてきましたが、最近はディープラーニングを取り入れているようです。曲自体の信号を解析して類似度を学習して、その情報を元にレコメンドをしているとのことです。EPGの情報ではなく、自動的に録画しておいた番組(動画)の内容を解析してレコメンドすることなども可能になるかもしれません。
アイディアを次々と生み出す人々の多くは、組織をどのように動かせばアイディアをかたちにできるかを知らない。とりわけ前例のない画期的なアイディアを実行する方法を知らず、多くの場合、アイディアは放っておいてもイノベーションに繋がるという理解しがたい考え方に染まっているようだ。このような偏見では、着想とイノベーションは同義語になる。この種の考え方にとりわけ強く毒されているのが、ブレーンストーミングの信奉者で、自分たちの流儀こそが企業を救うと信じて疑わない。
セオドア・レビットの『T.レビット マーケティング論 』の「アイデアマンの大罪」という章にこう書かれています。思いつくままの愚案を披露しましたが、どんなアイデアでも、それを実行しなければ意味がありませんね。テレビ用のチャットボットだけを先行して、リーンにスタートアップしてみるのも面白いかもしれません。

ご相談やお問い合わせは、contact に @ と ibornb.red をつけたアドレスまでメールでお寄せください。 

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Wedge Infinityに寄稿したコラム「中国を見よ!AIスピーカーをやっている場合ではない理由」は、NEWSPICKSで取り上げられて、いろいろなコメントをいただきました。

音声アシスタントはまだまだ発展途上だと思いますが、それは、スマートフォンというハードウェアや、スマホアプリやその先のサービスというエコシステムとは別の、新しいエコシステムを形成する可能性があります。

スマートフォンのエコシステムで存在感を示せなかった日本のメーカーは、その失敗を繰り返さないように、彼らが構築しようとしているエコシステムの構図や可能性を見極め、どのようにポジショニングするかを考える必要があると思います。

例えば、テレビがIoTの標準的なフレームワーク(openHABなど)をサポートすれば、ユーザーがAIスピーカーを使って、音声でテレビを操作できるようになります。しかし、標準的な仕様ですから、可能になる操作は電源のON/OFやボリュームのアップ・ダウン、チャンネルの切り替えといった一般的なものになると思います。

いまのテレビの操作はそんな程度で構わないのかもしれませんが、それではテレビの価値向上とは言えませんし、ユーザーが同じメーカーのAIスピーカーとテレビを購入する意味がありません。

AIというシーズ起点で、ハードウェアをソフトウェアで再定義しようとするとき、次の3つの可能性を考えることができると考えています。

・ユーザーの作業の自動化
・ユーザーインターフェース(音声やテキスト)
・連携するWebサービス(検索やレコメンデーション)

テレビの再定義というと、Netflixなどオンデマンドの配信サービスや、Chromecastなどの受信端末を思い浮かべるかもしれません。今後、そのような動画の視聴スタイルは広がると思いますが、それは「テレビの再定義」ではなく、リビングに置かれた大きなスクリーンの新しい使い方になると思います。

「オンデマンドでない放送コンテンツの受信機」というテレビをソフトウェアで再定義するとは、単なる機能の追加ではなく、上の3つの可能性を組み合わせて新しい体験を創り出すことだと考えます。

ソニーとパナソニックは、テレビやデジタルカメラなど、ソフトウェアによって再定義できる可能性があるハードウェア製品を多く持っています。その再定義に取り組むことは非常に面白いと思うのです。

NEWSPICKSのコメントはこちら(無料の会員登録が必要です)
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ソニーとパナソニックが相次いでスマートスピーカーを発表しました。日本に導入される前に、スマートスピーカーは乱立状態になってしまっていますが、それは日本を代表するメーカーが手がけるべき製品とは思えません。その3つの理由は中国にあります。
  1. すぐにシャオミゼーションの餌食になる
  2. コピーキャットがイノベーターに変身する
  3. 「もの造り」もコモディティ化する
しかし、「もの創り」へのAIの応用は、日本のメーカーに残されたチャンスです。スマートスピーカーなどをつくっている場合ではありません。

中国を見よ!AIスピーカーをやっている場合ではない理由 → Wedge Infinityへ

今年に入ってから「ソニーの復活」が盛んに報じられるようになり、最近では株価も堅調に推移しています。平井社長は5月の経営方針説明会で、現行の中期(3年)経営計画に掲げた営業利益で5000億円以上という数値目標を、その最終年度となる今年度に達成できる見込みだと説明しました。

営業利益5000億円は20年ぶりの利益水準で、5年が経過した平井体制のソニーグループにとっての悲願ですが、果たして、その目標を達成できるでしょうか。そして、それはソニーの復活を意味するのでしょうか。

"I wonder how your engines feel" と歌ったのはサイモンとガーファンクルですが、あなたの製品やサービスのハピネス・エンジンは快調に回っているでしょうか?

洗濯や掃除などの家事、そしてお金の振り込みなどの日常の雑務、そのような、人々が生活していくために必要なことを楽にするための製品やサービスには必要ない。しかし、やらなくてもいいことをやってもらうためには、人々に幸せを感じさせるハピネス・エンジンが回っていなければなりません。

このブログやWedge Infinityのコラムで、いくつか「カメラの再発明」について書いてきました。音楽を聞いたり、おしゃべりをしたり、ゲームをしたりするなどの、他のやらなくてもいい(生活できる)ことと同じように、人々が写真を撮るのは、そこでハピネス・エンジンが回っているからです。

インスタグラムという写真共有サービスは、新しいハピネス・エンジンが明確にデザインされています。

奇妙な形の雲や、大の字になって寝ている猫などとの偶然の出会いが「きっかけ」で、スマートフォンで写真を撮ってインスタグラムにアップします(行動)。その写真に やコメントがついたり、他の人にシェアされたりする(報酬)と幸せな気持ちになります。そして、報酬を求めて行動を繰り返すことによって、インスタグラムという仕組みや、そこで行動することに「愛着」を覚えるようになり、その行動が徐々に習慣化してきます。

すると「インスタ映え」するパンケーキを撮りに(食べに)行ったり、インスタグラムにアップするためにお弁当を作ったりなど、みずから「きっかけ」をつくるまでになります。そしてハピネス・エンジンはストレスなく快調に回り続けます。
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しかし、デジタルカメラのハピネス・エンジンは、いまにもエンストを起こしてしまいそうです。カメラの再発明とは、デジタルカメラの新しい機能やデザインを考えることではなく、そのハピネス・エンジンをオーバーホール(再定義)することです。
カメラメーカーの業績発表の際には必ずと言っていいほど、その不振の原因をスマートフォンに転嫁する発言がみられます。しかしそれは真実ではないでしょう。
- デジカメ市場はスマホに破壊されたという嘘
例えば、結婚したり初めての子供が生まれたことがきっかけで、家族の写真を撮るために一眼レフなどのデジタルカメラを購入するかもしれません。「きっとスマホよりも良い写真が撮れる」と期待する人は(まだ)いると思います。そのとき、ハピネス・エンジンはどのように回り始めるのでしょう。家族の写真を撮るという行動によって得られる報酬はどのようなものでしょうか。

家族の思い出を記録する、子供に残すために写真を撮る。写真を撮っておくだけで安心できる。あなたも、あなたの製品を使うユーザーもそう考えているかもしれません。しかし、それは「顧客の諦め」です。
顧客の諦めを理解すると、顧客が受け入れていることと本当に必要としていることとの違いに気づく。たとえ顧客が自分が本当に必要としていることが何であるかを知らなくても、あるいはそれをはっきり説明できないとしても。
- あなたの顧客が諦めていること
フィルムカメラの時代、撮った写真をすぐに見ることはできませんでした。撮影したフィルムが写真店で現像されプリントされて戻ってきてから、家族は初めて見る写真を覗き込んで、数日前の出来事を振り返り会話をしました。家族の写真を撮る多くの父親や母親にとって、その家族の会話や笑顔が報酬でした。

カメラがデジタル化されて、インターネットに繋がったスマートフォンに搭載されると、写真の楽しみ方が一変しました。撮った写真は、その場で友人や世界中の見知らぬ人々と共有できるようになりました。しかし、どうやって家族の写真を家族で共有するかを、それぞれが考えて工夫しなければならないという新たな問題が生まれました。そして、家族の写真を撮った父親や母親が報酬を得る場がなくなってしまいました。
sadness
それでも彼らは、運動会などのイベントや家族旅行などがきっかけとなって、報酬を得られない行動を、「家族の思い出を記録する、子供に残すために」という思いで献身的に続けているかもしれません。写真を撮る彼らは、きっと幸せを感じているでしょうが、そこではハピネス・エンジンは回っていません。

ハピネス・エンジンが回っていないと、家族の写真を撮ろうとする気持ち(愛着)が薄れて行きます。その楽しみが子供に伝搬することもなくなります。写真を撮るために家族旅行に行くということはないでしょう。しかし、写真は家族のイベントの楽しさを拡げ、イベントの機会(きっかけ)を増やすことに貢献しているはずです。写真は、家族の幸せのエンジンを回す力にもなります。

インスタグラムのハピネス・エンジンが快調に回っているからといって、インスタグラムのためのデジタルカメラをつくっても意味がありません。インスタグラムの創業者でCEOのケビン・シストロムに、「デジタルカメラからインスタグラムへ写真をアップロードできるようにしないのか?」と質問したことがあります。彼は口をヘの字にして肩をすくめてから、「インスタグラムは写真共有のアプリじゃなくて、新しい体験を提供しているんだ。自分たちがコントロールできないデバイスが入ってきたら、良い体験を提供できなくなってしまう」と答えました。

彼の言う「体験」とは、ハピネス・エンジンと同様のものです。ハピネス・エンジンが快調に回るように「行動」「報酬」「愛着」をデザインして提供しているのです。ハピネス・エンジンは製品やサービスによって違います。「行動」「報酬」「愛着」という要素は共通ですが、その内容や遷移の仕方が異なります。また、同じ製品(デジタルカメラ)を使うケースでも、アプリケーション(用途)が異なる場合、例えば家族の写真と趣味の鉄道写真では、別のハピネス・エンジンが必要になります。
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デジタルカメラ時代の家族の写真のハピネス・エンジンを再定義するには、まず、行動する人が報酬を得られる場,鮃佑┐覆韻譴个覆蠅泙擦鵝撮った写真を見る家族の会話や笑顔が報酬になることは変わりないでしょう。インターネットとスマートフォンの普及によって、人々の生活スタイルが変化しました。そのスタイルに即した仕組みを提供する必要があります。きっと、フィルム時代よりも素晴らしい報酬が得られる場を提供できるはずです。
ゴールでは、新しい製品とアプリとWebサービスで新しい経験価値を提供する。そのアプリとWebサービスの利用は無料(フリー)で、新しい製品が有料(プレミアム)となりフリーミアムを構成する。 しかし、インターネットに繋がった新しい製品を購入してからでないと、その価値を実感し理解することができないとすると普及は難しい。フリーミアム・モデルでは、誰でも利用できるアプリとWebサービスだけで新しい体験を提供しなければならない。
- 製造業のフリーミアムとしてのリーン・イノベーション
行動の報酬はすぐに得られるようにするべきです。時間が経ってから思い出を振り返ったり、成長した子供に渡すときにも報酬を得ることはできるでしょうが、ハピネス・エンジンを回すためには、行動から報酬への遷移△、ストレスなく速やかに行われる仕組みを提供する必要があります。記憶が鮮明なあいだのほうが会話が弾み、それが残す写真の価値を高めることにもなります(そんな仕掛けもあると面白い)。

行動のための、写真を写すためのカメラも、再定義するハピネス・エンジンの一部として、その役割を考え直します。カメラだけの再発明ではありませんが、これまであなたの顧客や、きっとあなた自身も「あたりまえのこと」と諦めていた問題が、AIによって解決できるようになっているかもしれません。
ファインダーを覗きながら子供と会話したり、目の前の風景に感動してカメラを取り出したりしながら、シャッターを切る前に、残したいイメージを創ることが、写真の芸術的あるいは構成的な側面です。そのとき、カメラの設定を考えて操作することは、AIに任せて自動化すべき煩わしい作業です。
- AIがカメラの再発明を可能にする
How do your happiness engines feel?

引用部分の記事へのリンク:
デジカメ市場はスマホに破壊されたという嘘
あなたの顧客が諦めていること
製造業のフリーミアムとしてのリーン・イノベーション
AIがカメラの再発明を可能にする

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