9月12日に発表された新しいiPhoneは、事前に多くの情報がリークされていたこともあって、大きなサプライズはないだろうと思いながら発表のライブ中継を見ていました。

しかし、上級副社長のフィル・シラーは、iPhone 8 Plusのカメラのポートレートモードに追加された、ポートレートライティングという機能の説明で、「機械学習が顔を特徴づける目印をつくる」と「機械学習」という言葉を使いました。そして、iPhone Xの紹介になって、Face ID(顔認証)のために、ニューラルネットワークを開発したと話しました。

ティム・クックは、次の10年のテクノロジーの道を示すスマートフォンの未来として、iPhone Xを紹介しました。そして、フィル・シラーが興奮を隠しきれない様子で「我々はすごいこと(big deal)をやったんだ」と笑いながら言ったように、確かに、新しいiPhoneは画期的なスマートフォンです。

それは、もちろん、遅ればせながら有機ELディスプレイやワイヤレス充電を備えたからでも、ホームボタンを完全に排除したからでもありません。そして、顔認証の機能でもありません。それは、フィル・シラーが次のように表現しました。

「ポケットに入る電話で、ニューラルエンジンがビルトインされたA11 Bionicが顔認証をしているんだ」

9/20 追記:Wedge Infinityで解説しました。→ Wedge Infinityへ

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