企業や一般の人が生み出したり消費したりするコンテンツ、文字や写真などによる情報のほとんどがデジタルになった現代、それらがプリントされた紙の必要性は失われてしまったのでしょうか。少なくとも、これまでのプリントの役割の多くは、スマートフォンの画面で代替できるようになりました。

当然のことですが、文字や写真などによる情報というコンテンツに価値がなくなった訳ではありません。それらを記録し伝達し保管するメディアが変化し、それによって、コンテンツの新しい流れが生まれ、紙というメディアの役割が激減しました。しかし、流れるコンテンツの量は桁違いに増加しています。

多くの人がプリントの役割は終わったと考えている現在は、プリントの新しい価値や、潜在する役割を発掘するチャンスでもあります。それは「やっぱり紙はいいね」ではなく、デジタルコンテンツの新しい流れをつくり、そこに必然性のあるプリントの役割、あるいは、プリントがあることによって可能になる体験を創造することだと思います。

コンテンツの新しい流れとは価値の流れであり、価値の流れをつくれば、そこにお金の流れも生み出すことができます。それはビジネスモデルです。流れの中にプリントがあることによって可能になる新しいビジネスモデル。プリントがマストハブ...必ずしもプリントそのものに課金はしない...いろいろありそうです。新しいビジネスを考えている企業の方々とお話しながら、そんなことを考えました。
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